男性差別のあらまし - 全般論 -
現在の日本では男性に人権はありません。女性によって公に性器を侮蔑表現される存在です。この章では日本での男性差別を全体的に論じます。
男性差別と性的嫌がらせの概要 (その1)
1.総論
(1)あらまし
この国では女性が公の場や教育的な場で男性差別や男性蔑視表現を平然と行っています。その内容とは、男性の性器だけを卑語俗語で呼び表し、性器のイラストや写真までも「公平であるべきメディア」に載せている事です。
また、児童書などで「排泄する子供」の描写は決まって男性といった侮蔑的な表現も多い。
(注釈)「公平であるべきメディア」とは
新聞や放送といった公共性の高いもの。並びに子供の絵本、児童書、性教育書、育児書といった教育的なメディアを指します。
(2)「表現の自由」との齟齬(そご)
表現の自由を盾にこうした男性差別や性的嫌がらせを認めれば。それは文化的社会の破綻です。
< 考えましょう >
公的な場や教育的な場で女性が男性の性器を卑語やイラストで示すなど極めて下品で非常識な事。そんな事がまかり通っているこの国の社会がいかに異常かを日本人は知るべきです。
更に、この国の女性は相手側の性に対する最低限の敬意も持ち合わせていないようです。それはとりも直さず男性を見下しているからです。
2.子供の絵本や児童書での男性差別
(1)あらまし
女性の手による子供関連の本では男性差別や男性蔑視表現がとても多い。
男性の性器だけが卑語俗語で呼ばれ、むやみにイラストで描かれる。
(2)言語表現による男性差別
女性は男の子の性器「だけ」を下品な卑語俗語で呼ぶ。対して女性器は「呼び名がない」か「性器」という上品な社会語で呼ばれる。
(3)イラストなど、視覚表現による男性差別
排泄や着替え、お風呂を扱った話ほか、「裸になる話」等で女性はほぼ必ず男の子の性器を描く。表現も性器丸出しの見下した格好といったものが多く、極めて差別的である。
対して女の子の性器表現は皆無で、完全な不平等。
男性差別表現であり、年端のいかない男の子に対する性的嫌がらせ。
< 考えましょう >
この国では女性が子供の領域で下品でイヤらしい事をしています。
これは男性が幼い女の子に対して「おまんこ」を連発しているのと全く同じ事。
おまんこ「だけ」絵でむやみに描いて児童書に載せているのと全く同じ事です。
(4)児童教育書での男性差別
「トイレで排泄する子」の描写では男の子だけが性器丸出しの侮蔑的な格好で描かれる。
更に、女がご丁寧に「おしっこの後でおちんちんを振りなさい」といったご教示をしたり、そのイラストを描いたものなど、大変下品で侮蔑的なものが多い。
対して女の子の性器表現は皆無。
(5)ジェンダー視点での男性差別
「トイレで排泄する子供」や「お風呂で素っ裸になる子供」は決まって男の子といった表現がされる。
汚い事や恥ずかしい事は全て男性側に押し付けるという侮蔑的な態度。
「男性は汚いもの、臭いもの」といった差別意識を女の子に植えつける。
(6)日本の子供教育は間違っている
① 家庭では、この国の多くの母親は男の子に対して「だけ」下品で侮蔑的な男性器卑語をみやみに投げつける。
これは男の子の性的自尊心を傷つける行為です。その愚かさにこの国の女性は早く気づくべき。
② 教育関係者の女性が男性器の卑語やイラストを「何の疑問もなく」使っている。
(例)
• ベネッセ「つたえあいえほん4 こどもちゃれんじぽけっと」(2009年9月) わたなべもも(文) / 沢登千恵美(え) / 監修:内田伸子 (発達心理学、認知心理学) / 沢井佳子(チャイルドラボ、日本子供学会)
• 「おとこのこトイレ」 JINCO 著 / 東京児童協会江東区南砂さくら保育園 監修(ポプラ社)
< 考えましょう >
外国の児童教育書では「子供には性器の名称は正しく教える事」とあります。この国の女性は卑語俗語を子供に慎みなく使う事がいかに非常識かを知るべきです。
絵本や児童書といった子供領域での性器のイラスト表現は先進国の基準で行けば児童ポルノです。
< 考えましょう >
「表現の自由」に基づく性器表現は一般書やポルノなど、「やってもよい領域」でやるものです。
この国の無知な女はそんな事も知りません。
(8)悪影響
① 女の子には :
男性の性器は卑語俗語で呼んだり、むやみにイラストで描いたりしてもよいもの、と思うようになる。
ひいては男性蔑視、男性そのものを見下すようになる。
だからこうした女が大人になって新聞等の公的メディアで男性蔑視表現を平然とするのです。
② 男の子には :
性的自尊心を傷つけられ、「自分たちの性は女から見下されている」と感じる。
女に対する劣等感や卑屈感を植えつけられる。
成長するにつれて更なる悪影響が表れます。
3.性教育、性教養書などでの男性差別
(1)あらまし
性教育や「十代の愛と性」といった教養書の多くは女性が書いており、男性差別や男性蔑視表現がとても多い。
(2)言語表現による男性差別
性教育でありながら男性器だけを下品で差別的な5文字卑語を使うものが多く、とても非常識。
対して女性器は「性器」という上品な社会語で呼ばれる。
(3)イラストなど、視覚表現による男性差別
性器のイラストは男性のものは外観を含め全て描くのに対して、女性器は外観は描かないか不自然なポーズで隠す。性器本体はイメージしにくい解剖学的断面図のみでごまかす。
第二次性徴期以降は陰毛を描いて塗りつぶしてごまかす。
< 考えましょう >
• 日本では何十年も前からこんなバカなことをやっています。
インターネットで「全て」見られる時代でありながら。
「女性器はヒミツだからインターネットで見てね」と言ってるようなものです。
• 日本の性教育は明らかに男性差別的で歪んでいます。性教育ですら、女性器をひた隠しに隠す。欧米の人の考え方である「人間の体はこうなっていて当たり前」という発想から始めないと性教育は成り立たないのに。
• この国の男子の多くは女の性器がどうなっているか知らないまま成長する。だからイラストで外観含めきちんと描くべきは女性器の方なのに。
こんなバカな事をやっているから日本では歪んだ性犯罪が起きるのです。それを考えようともしない愚かな女。
(4)その他、女性著者による男性差別と嘘やごまかし
性欲や自慰の話題など、都合の悪い事は嘘やごまかしをするか、男性側に責めを押しつける。
① 性欲
性は本能なのに、女にはそうした野卑な側面は「ない」かのようにきれい事でごまかす。また、性欲に男女の違いなどないのに、「男は女より性欲が強いんだから気をつけろ」といった証明不可能なでたらめを平然と書く。
② 自慰
• 「女性は自慰はしない。するのは男性」といった嘘やごまかしを平然と述べる。
• 幼い女児のクリトリス刺激は明らかに自慰なのに「性器いじり」という言葉でごまかす。
海外の性科学書など、学術書を見れば女子は3~4歳頃から自慰を始める、くらいは包み隠さず書いてあります。
< 考えましょう >
こうした事をする女性は自慰、その背景にあるクリトリスの存在はうしろめたいのでしょう。
しかし、だからと言って男性側を攻撃してはぐらかそうとする態度はあまりにも卑怯です。
女性にはなぜクリトリスという特殊な器官ががついているのかという生物学的な意義にきちんと向き合って、正直な態度で啓蒙していくべきでしょう。それなのに、この国では生殖医療に関わる女でさえもこうした嘘やごまかしをするのです。
こうした、女の性を、前述の女性器表現を含めて包み隠そうとする態度、「自分たちばかりいいカッコをする」態度は若年男子は敏感に感じ取ります。「女はずるい」と。
せめて性教育ぐらいは正直に誠実に、公平にやるべきでしょう。
そうしてお互いの性を尊重して良い男女関係を作りましょう、というのが性教育の意義ではないのですか。
(その2へ続く)
アップロード : 2019/07/21