女性による差別表現がもたらすこの国の男女の性意識の歪みを考察
投稿集「母親に性器を何と呼ばれていたか」
皆さまから寄せられたアンケート投稿からご紹介します。
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****さん 男性 40代
(男性向け)母親に性器を何と呼ばれていたかアンケート
あなたは母親に性器を何と呼ばれていましたか
ちんちん
あなたが母親に性器を俗語で呼ばれていた,その頻度は
ほとんど言われたことがない。
母親に性器を俗語で呼ばれた時、どう思いましたか
別に気にしていなかった。
母親に性器について何かを言われて嫌な思いをした事は
ない
女きょうだいのいる人で、あなたの母親はその女きょうだいの性器を何と呼んでいましたか
あそこ
女きょうだいのいる人で、あなたの父親はその女きょうだいの性器を何と呼んでいましたか
聞いた事なし
その他、自由な事をお書きください
自分の場合は妹がいたので、女性器が割れ目になってるのは性に興味を持つ前から知っていたけど(一番古い記憶で小学校低学年の頃、母親が妹に座薬を入れる時たまたま目にした)それ以降、自分が成人するまでインターネットも無かったし、多分妹がいなかったらそのあと15年以上は女性器を目にする事は絶対に無かったと思う。
また、初めて肉親以外の女性器を見た時(会社の同僚に連れられて、俗にいう抜き屋)も、性知識がほとんど無かったため、正直どうしていいか分かりませんでした。
自分はまだ妹がいただけマシな方だと思いますが、これが
- 男兄弟で妹がいなかったら
- 多感な時期になっても女性器を目にした事が一度も無かったら
と考えるとゾッとします。
こんな現状で例としてですが度々
- 生理痛や生理用品
- ピルの必要性等の話題と一緒に女性が言うのが「男は女を全く理解していない」
そりゃたまたま興味の湧いた男がいちいち調べて分かる事ばかりなのに、常日頃伏せられているものを、興味が無い男が知るはずもないだろ、と。
「女性の性的な情報は男に知られてはいけないし隠すもの。でも成人した男性は女性の性的な情報を把握していて当然」のような、訳の分からない常識だけは勘弁してほしい。
<コメント>
女きょうだい、しかも年下の妹がいる男性ですら女性器は見知らぬものという事がうかがい知れるとても興味深いお話ですね。
日本の男の子の大半にとって女性器は非現実世界のものです。
肉親からでも、率直に言うと母親のそれはまず見えないから知る手立てがない。異性の、「女の股はこうなっていて当たり前」という認知能力がないのです。だから知りたくなる、見たくなるのは必然。
なのに多くの女性はそんな事情をわかろうともしない。
加えて女性による性教育では、女の性器はわからないように隠してごまかしておいて「男の子はスケベだ」とか「女の体を見たがってしょうがない」だのと勝手な事を言うのは本当に腹立たしい事です。
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